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深層水飲料で免疫力アップ 高知医大病院研究
2002年11月15日 高知新聞(朝刊)より
「室戸海洋深層水」飲料を長期間食事、飲用に利用することが免疫機能を高め、がん細胞などができにくい状態を作るとともに、血液の流れを良くして貧血や便秘を改善する効果
があることが、高知医大付属病院の地域貢献グループ(相良祐輔院長)の研究で明らかになった。16日から高松市で開かれる第48回日本臨床検査医学会中四国地方会総会で発表する。
同グループは、深層水に含まれる豊富なミネラルが体内にどのような効果
をもたらすかを調べるため、介護老人施設「上の加江」(清岡雅子施設長・52人、高岡郡中土佐町)の入居者の協力を得て研究を行った。対象となった70歳から85歳までのお年寄り35人には3月から8カ月間、日常の食事と飲用に市販の室戸海洋深層水飲料を使用し、水道水を極限まで排除した。
今回発表するのはこのうちの3月から5月まで3カ月間の検査データで、それによると免疫力を示す数値(図1)が、使用前は平均1・8ポイントだったものが3カ月後には2・1ポイント以上に上がっていた。このことは免疫力が高まっていることを示しており、相良院長は「加齢とともに免疫力は下がっていくものだが、深層水飲料を使うことで免疫力が高まっている。これはがん細胞ができにくい状態を作っているということだ」と言う。
また血液の流れを見るために上腸間膜動脈血流を調べたところ(図2)使用前は1分間に平均650ミリリットルだった血流量
が3カ月後は825ミリリットルに増加し、腸の中の流れがサラサラになっていることが分かった。これは脳血栓や心筋梗塞(こうそく)の防止につながる。さらに血清鉄量
(図3)も増えており、深層水の中にある鉄分を取り込むことで老人性貧血の改善につながっていることが分かった。
相良院長は「深層水飲料水を長期間飲むことで、お年寄りのQOL(生活の質)向上に役立つと思う。飲料をやめた場合に数値がどのようになるのかを含め、さらに研究を続けていきたい」と話している。
画期的なこと
白川太郎・京大大学院医学研究科教授(公衆衛生学)の話 可能な限りの深層水飲料で生活したデータはこれまでなかった。その意味で画期的なことだ。血液の粘性の改善が図られたということは、薬とかライフスタイルを変えなくても深層水飲料を飲むことで改善が行える可能性を示す。今後大規模な試験が必要だが、医療としてのインパクトは大きい。
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